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Mrs.fictions  構成メンバー



 ■Mrs.fictionsとは?
 2007年3月、劇作家・今村圭佑を中心に舞台芸術の創造と発展を目的に活動を開始した舞台製作者集団です。
 私たちは舞台芸術を『関係性の芸術』と捉えています。舞台装置とそこに立つ役者。役者と役者の間にできる関係、そこに対して働きかける音響・照明スタッフと役者の関係性。複雑なコミュニケーションが成り立つそこには『社会』があります。より良い社会=作品を製作する為に私たちはあがき、互いの関係を深め合います。舞台作品を製作するということ自体に、他者を求める構造が入り込んでいると考えます。
 そして作品は観客に見られる事によって、その間にまた新しい関係性が出来上がる事ではじめて舞台作品として成立する。なんとも人を求めて止まない芸術です。
 そこで私たちは、『人と人は出会わなくてはならない』という関係の大元を理念に置き、表現を追及していく中に『観客とより良い関係性を築く』という事を重要な問題として含めるべきだと考える事にしました。
 その為に考案した”theatrical exchange style”(※下記参照)に基づき、単独公演である『ザ・ミセスフィクションズ』だけではなく、イベント公演『15minutes made』を主催、ワークショップ『15mm WORKs』の開催、という3つの活動を軸に据えました。
 これらが絡み合いながら集団として練り上がっていく事自体がMrs.fictionsの表現です。
 また、活動を通して小劇場演劇界の土壌を耕し、活性化することが目的の一つであり、それによって私たちの舞台表現はより豊かなものになってゆくと思うのです。

Mrs.fictions主宰・今村圭佑


※"theatrical exchange style"とは?
 Mrs.fictions考案の公演形態。Theatre(劇場)とcultural exchange(文化交流)を足した造語。文化的な視点から『観客と様々な表現との出会い』、『表現者同士の出会いと交流』を促進する。また、演劇を介して出来る交流全般のことを指す。  一つの公演に複数の集団が参加、また観客にとっては一度に複数の舞台作品を見ることの出来る場となるイベント『15minutes made』は劇場の文化的な役割に着目した所から出てきたもので、このスタイルを忠実に踏襲する形で企画されました。




 ■構成メンバー
今村圭佑 主宰・作家 1983年生まれ

 2001年〜2007年まで劇団バームクーヘンの中心メンバーとして活動。同劇団を解散し、直後にMrs.fictionsを旗揚げする。
 作家としては舞台空間を意識した作品づくりが好み。舞台上の関係性を重視しながら、一つの舞台空間を作り上げ、その空間をさらにファンタジックに変質させる様を表現したい。
 最近興味のある分野は物理。もっぱらの文系人間として数学的に理解できない所を頓知で補うとファンタジーになると思い込んでいる節がある。
 また、Mrs.fictions主宰として、集団の活動自体が一つの作品であると考えている。
 マンガ全般が好物。好きな小説家は舞城王太郎。中でもお気に入りは『暗闇の中で子供』と『好き好き大好き超愛してる』。

中嶋康太 作家 1981年生まれ

 大学卒業後、老後の前借りと称してぼんやり、うすぼんやりを交互に展開しながら日々の暮らしを暮らしていたところ、幸運にも本団体に作家名義で参加することに。
 他人に作家性を伝えられるほど作品を発表していないのがなんともチャーミング。
 あんまり読まない割に戯曲というスタイルはとても気に入っていて、本活動とは無関係に「読む戯曲」の追求もしてみたい。それに付随して、ゆくゆくは想像だけで舞台上演を行う『脳内劇場論』を提唱して脳トレとかの仲間入りをしたい。あと宇宙にも行ってみたい。
 菌類と貝類が美味しい。

夏見隆太 役者・劇作家 1982年生まれ

 日本大学藝術学部演劇学科卒。大学卒業後は2年間同大学で事務職員として勤務。任期満了退職後、Mrs.fictionsに参加。
 中高生時にフォークダンスDE成子坂・ジョビジョバ・ラーメンズに多大な影響を受けてからというもの主にコントを自分のフィールドとしている。
 学生時期に立ち上げたソロプロジェクト「夏見隆太短編集」、コント集団「E-VINES」もひっそり継続中。コント書きということで劇作家として戯曲も執筆することになった。
 北海道出身で、地元と『水曜どうでしょう』をこよなく愛する。キーワードは「一生どうでしょうします!」

扇田森也 役者 1982年生まれ

 ※新国立劇場演劇研究所の研修生(第四期生)として合格いたしました。
しばらくの間、Mrs.fictionsとしての活動を休止させていただきます。

生駒英徳 演出家 1981年生まれ

 日本大学藝術学部演劇学科卒。劇団バームクーヘン・代表として全作品を演出。しかしいろいろ不甲斐無かったため劇団は解散し、あやうくホームレスになりかけながらも生き恥を晒している。
 うっかり芝居なんか始めてしまった為に道を踏み外した人間の典型。目下、腹をくくって過去のあやまちを清算することに全力を注いでいる。まっしろな人間になりたい。目標はM・ジャクソン。
 演出はまじめにやっているのだが、いかんせん考えている時の顔が怖すぎるという評判。誰かどうすればいいのか教えてください。
 今年の標語は「嘘を吐かない」。好きなものはいっぱい。嫌いなものもいっぱい。

岡野康弘 役者・劇作家 1981年生まれ

 シティボーイズに憧れ舞台を志すが、今現在は役者っぽい振舞い方を覚え、コントとは縁遠い生活を送っている。半ば自棄になりながら、役者として最高の状態を常にキープするための「ハイブリッド演劇マシーン論」を打ち立てるべく奮闘中。コントをやる中から学んだ「間と空間を支配する演技」で、ナイーブ且つ荒っぽく立ち回る稀代の偽ヒーロー。 書き手としては、短編劇を一週間で書き上げるポテンシャルの高さを見せつつも、長編劇だと二年もかかるというバランスの悪さを披露する。
 目下、犬の喜びと猫の悲しみを持ち合わせた稀有な存在として小さく活躍中。
 実際は意外とまともな役者だと信じている。

星野大輔 SoundDesigner 1983年生まれ

 2005年3月日本大学芸術学部放送学科卒業。 学生時代は、いくつかの劇団の音響につき、2005年卒業とともに劇団バームクーヘンに所属。また、それと平行し株式会社ECSにて空間デザインの職に就く。 現在はフリーのSoundDesignerとして活動中。
 専攻の音響技術、音響演出という分野での技術・知識をもとに、音での空間デザインや舞台・映像・音楽においてのオペレーターやエンジニアを手がけながら、音の表現方法を探求している。
 主な活動内容としては、
  SAL 「SAWS」を展示ー日本大学芸術学部講堂内(2004年)
  pARTs 「jenga」を展示ーデザインフェスタギャラリー(2006年)
  安達寛高監督 映画「立体東京」のサウンドデザイン(2006年)
  白石一智 の音楽録音(2007年)
  演劇キック主催「レミゼラブ・ル」(atシアターアプル)のサブオペレーター(2007年)