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要点 予定していた公演形態 予定していた感染予防対策 開催中止に至る判断



■要点   
 2020年8月19日(水)〜23日(日)に吉祥寺シアターにて開催を予定しておりましたMrs.fictions presents『15 Minutes Made Rehabilitation』は、東京都の新型コロナウイルス感染拡大に伴う情勢の変化を鑑みて、全日程を中止させて頂く運びとなりました。
 開催を楽しみにお待ち頂いていたお客様には残念なお知らせとなりますこと、心よりお詫び申し上げます。
 15分の作品群を皆様にお届けすることは叶いませんでしたが、元気いっぱい参加を予定していました各団体の今後の活動にご注目頂けますと幸いです!

Mrs.fictions



ブルドッキングヘッドロック
■ブルドッキングヘッドロック
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ままごと
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ゆうめい
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劇団アンパサンド
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堀船の怪談
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Mrs.fictions
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 本項の要点は以上となりますが、公演中止時点で予定していた公演形態と感染予防対策、及び開催中止に至る判断についてを備忘録として以下にまとめました。長いうえに要点以上の情報はありませんが、ご興味のある方、また舞台表現関係者でご参考にされたい方はご覧くださいませ。




■予定していた公演形態   
 今公演は私達Mrs.fictionsが旗揚げの2007年より継続的に開催している短編ショーケース公演『15 Minutes Made』のおよそ3年ぶりとなる最新公演として企画されたものです。今回も錚々たる参加団体を迎えることができ、本来ならば通常通りのナンバリングタイトルとして上演したいところでしたが、今年2月以降の相次ぐ公演中止状況を受け、劇場での上演と観劇を少しずつ取り戻していこうというリハビリの意味合いを込めて『15 Minutes Made Rehabilitation』と銘打ちました。詳細は以下となります。

【公演詳細】
タイトル
Mrs.fictions presents『15 Minutes Made Rehabilitation』

キャッチコピー
15分×6セットで取り戻すシアターマッスル

挨拶文
 今では信じられないことかもしれませんが、かつて街には劇場という場所が存在し、大小様々なその空間では生身の人々が汗や、熱や、笑いや、哀切や、涙を振りまきながら、歌ったり踊ったり発話したり沈黙したりしていたといいます。現在の常識に照らし合わせれば異常ともいえるその行為を、同じく生身の人々が肩を寄せ合いながらじっと見守っていたといいます。携帯電話等、音の鳴る電子機器の電源も切っていたといいます。

『15 Minutes Made Rehabilitation(フィフティーン・ミニッツ・メイド・リハビリテーション)』は、そうした人類の営為を可能な限り安全に、化石を掘り起こすような特段の慎重さをもって、今一度取り戻してみようという試みです。いきなり大人数で長時間の創作は難しいかもしれないから、まずは15分の短編でどうだろう。それを6つの団体が一度に上演するのはどうだろう。つまり15分×6セットの舞台表現。それぞれがそれぞれの思いもよらぬ部位に効く、いま自信を持ってお勧めするラインナップです。

 かつて確かに存在した劇場という場所で、何だかすべて忘れてしまう僕たちがお送りする、再び人と人とが出会うための筋肉を取り戻すリハビリのような公演です。是非お楽しみに!

出演団体
ブルドッキングヘッドロック
ままごと
ゆうめい
劇団アンパサンド
堀船の怪談
Mrs.fictions

会場
吉祥寺シアター 劇場HP
〒180-0004東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
(JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口下車徒歩5分)

日時 2020年8月19日(水)〜23日(日)
8月19日(水)         19:30
  20日(木) 11:00/15:00/19:30
  21日(金) 11:00/15:00/19:30
  22日(土) 11:00/15:00/19:30
  23日(日)  13:00/17:00
※受付開始・開場は開演の45分前からとなります。

チケット 前売開始7月26日(日)10:00
前売4,000円(全席指定)
チケット取扱 LIVE POCKET
※チケットのお申込みは1ステージにつきおひとり様1枚までとなります。複数ステージのご予約は可能です。また、政府からの要請により、万が一新型コロナウイルスに感染された方がご観劇された場合に、同一公演のその他のお客様に対して確実に連絡が取れるよう、チケット購入の際にお名前(本名/ふりがな)・お電話番号・メールアドレス等の必要事項のご登録をお願いしています。
※本公演では、吉祥寺シアターのガイドラインに従い、最大で通常時の半数程度の座席配置を予定しています。また、情勢によってはさらに変更の可能性がございます。


お問い合わせ
E-MAIL info@mrsfictions.com
WEB(チケット予約) http://www.mrsfictions.com

STAFF&CREDIT
照明:南香織(LICHT-ER)
音響:斎藤裕喜(Québec)
舞台監督:土居歩
総合演出:Mrs.fictions
舞台美術:坂本遼
映像撮影:篠原雄介
映像:松澤延拓
制作:松本悠(青春事情)
製作・主催:Mrs.fictions
協力:吉祥寺シアター


■予定していた感染予防対策   
『15 Minutes Made Rehabilitation』で予定していた感染予防対策(pdfファイル)
・公演形態について
・ご観劇前のお願い
・当日ご来場のお客様へ

『15 Minutes Made Rehabilitation』参加団体・スタッフ用ルール(pdfファイル)
・稽古場ルールについて
・稽古中に体調不良者が出た場合について
・劇場入り後、出演者等公演参加者が行う予防対策について


■開催中止に至る判断について   
 以上の形で上演に向け粛々と準備を続けてまいりましたが、7月15日に東京都より“都内の状況について「感染が拡大していると思われる」として、4段階ある警戒のレベルのうち最も深刻な表現に引き上げ“られた状況を受け、予定していた公演詳細の公開とチケット発売を一旦見合わせました。また参加団体には稽古場での対面稽古をストップして頂くようお願いしました。その後4〜5月のピーク時に近い感染者数が確認され、この時点でリハビリというコンセプトが正常に機能しなくなったのを感じ(再入院したイメージです)、企画趣旨の変更を余儀なくされました。
 更なる規模縮小、無観客、生配信、収録配信、劇場不使用等、様々な形態でお客様に作品をお届けする方法を模索しましたが、主催Mrs.fictionsとしての最大の懸念事項は「この状況下で参加団体の皆様に外出を伴う作品稽古をお願いするのは忍びない」という点でした。この懸念をクリアするには各団体に完全リモートでの稽古をお願いするほかなく、作品創作に多大な影響を与えることは避けられません。
 私達のほとんど泣き言に近い相談を、参加団体とスタッフ陣は真摯に受け止め、様々な視点からご意見を下さいました。協力を惜しまないその姿勢に救われると同時に、各人の舞台表現や映像配信に対する考え方も明確になり、大変有意義な話し合いを持つことができたと思います。一方で、それぞれのスタンスの落としどころを短期間で無理やりに見つけようとするのも本意ではありません。
 何よりどんな形態の公演にせよ、想定していた創作環境が大幅に変わってしまう以上、お客様に自信を持って各団体の舞台表現作品をお届けすることは困難であると結論しました。 中止でなく延期という選択肢も検討しましたが、先の見えない状況下で特定の時期を規定し各団体とスタッフ陣を拘束することは、各々の柔軟な活動再開の妨げになるおそれがあると判断し、最終的には主催判断として中止を決定させて頂きました。

 これらはあくまでMrs.fictionsによる『15 Minutes Made Rehabilitation』に関しての判断です。
 検査数が増えたのだから感染者が増えるのは当然、医療は逼迫していない、いやしている、死者重傷者が少ないので以前とは状況が違う、いや重傷者は今後2週間で増えていくだろう等、日々移り変わる言説を追いかけながら、どの情報にも一定の説得力を感じてしまいます。その正否を判断するにはある程度の結果が出るのを待つしかない状況で、開催に有利な情報だけを採用することはできませんでした。

 ちなみに、前後して新宿の劇場にて集団感染が発生したとの報道がありましたが、こちらの情報は私達の公演中止判断にほとんど影響を与えていません。人が集まる以上感染のリスクは必ずあり、むしろ結果を受けて対策を更新しながら開催を続けることで界隈の経験値が蓄積し、結果的に劇場での感染リスクの大幅な減少に繋がると考えているためです。Mrs.fictionsは(今のところ)このスタンスを基調として今後も活動を続けたいと思います。

 などと言いながら今回、界隈の経験値の蓄積に寄与できなかったこと、参加団体とスタッフ陣に活動の場を用意できなかったこと、何より開催を心待ちにして下さったお客様のご期待に添えない結果となりましたこと、慙愧の念に堪えません。
 今しかない素晴らしいラインナップで、この夏一番のお祭りにしたかった『15 Minutes Made Rehabilitation』を皆様にお届けできなかったこと、重ねてお詫び申し上げます。

 これにて私達の年内の活動は白紙になりましたが、あらゆる状況が許せば再び皆様に面白いものをお見せできるように動き出したいと思います。打ち上げそこなった花火を抱えて右往左往する狂気のMrs.fictionsと、参加団体それぞれの今後の活躍に是非ご期待ください!


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